「八月の陽を浴びて飛ぶ北海道 幸せ探しに君の街まで」
縁の下の猫麻呂
あれから3年の月日が流れます。あなたの左手薬指は、まだ空席ですか?返歌がないっ!!
「八月の陽を浴びて飛ぶ北海道 幸せ探しに君の街まで」
縁の下の猫麻呂
あれから3年の月日が流れます。あなたの左手薬指は、まだ空席ですか?返歌がないっ!!
「膝を折り浴衣姿で仰ぐ空 夜空に咲いた大輪の華」
縁の下の猫麻呂
チョット出かけてみない?と言った君が誘った花火大会。浴衣姿が艶やか…。歩き疲れて屈んだ姿、左手で持ったうちわの風が、前髪の先を揺らします。仰ぎ見た天空には涼しげな華が、長岡の街を彩ります。
「桟橋に 光る波 飛沫をあげる スレンダーだね 君美人さん」
縁の下の猫麻呂
桟橋の橋げたにぶつかる波の飛沫が、ウォークスルーに見立ててお道化る君をつつみこむ。ファインダー越しに切り取った一枚の画には、キラキラと光る君が、いつもの1.5倍綺麗に見えました。
「南国の 海突き抜ける蒼 ターコイズ シンクロしてる四つの足跡」
縁の下の猫麻呂
白い砂浜に、空と同化するほどの透き通った蒼。最初、歩き出した足跡は、てんでんバラバラの有様。歩き続けることで、足並みそろってくるのは、合わしたり合わせたりしてるわけではなく、自然の摂理というモノでしょうね。
「雲場池 白いチャペルにブーケ舞う 見せた八重歯は チャームポイント」
縁の下の猫麻呂
軽井沢は雲場池に近い教会で、結婚式が行われています。新婦が投げた花束を、ジャンプ一番、掴んだ君の笑顔から覗く白い八重歯に惚れました。
「『好かんけん』 涙一粒君が言う 背中合わせて 安芸の宮島」
縁の下の猫麻呂
君が流した一滴の涙は、放った言葉と裏腹で、背中合わせで立った浜辺に、
神様には、その気持ちも見透かされている事を気付いていないでしょう。
「港町 霧笛が響く朝靄に 二人で飲んだホットコーヒー」
縁の下の猫麻呂
波止場に響く早朝の霧笛。僕と君は、肩を寄せ合い、一杯のモーニングコーヒーを分け合った。
「静寂と街の灯火 丘の上 誓い合ったね 夜空の星に」
縁の下の猫麻呂
丘陵から望む100万ドルの夜景。瞬く星に、まだ若い二人の恋人。愛を誓う様子がうかがわれます。
「水平線 彼方に見える蜃気楼 あの日のキスも夢幻か」
縁の下の猫麻呂
真夏、熱風吹き込む海岸で、あの子と交わした口づけの情景が、夢だったのかのように蜃気楼に映ります。