長岡ロマンチック

「膝を折り浴衣姿で仰ぐ空 夜空に咲いた大輪の華」

 

縁の下の猫麻呂

 

チョット出かけてみない?と言った君が誘った花火大会。浴衣姿が艶やか…。歩き疲れて屈んだ姿、左手で持ったうちわの風が、前髪の先を揺らします。仰ぎ見た天空には涼しげな華が、長岡の街を彩ります。

湘南ロマンチック

「桟橋に 光る波 飛沫をあげる スレンダーだね 君美人さん」

 

縁の下の猫麻呂

 

桟橋の橋げたにぶつかる波の飛沫が、ウォークスルーに見立ててお道化る君をつつみこむ。ファインダー越しに切り取った一枚の画には、キラキラと光る君が、いつもの1.5倍綺麗に見えました。

宮崎シーガイアロマンチック

「南国の 海突き抜ける蒼 ターコイズ シンクロしてる四つの足跡」

 

縁の下の猫麻呂

 

白い砂浜に、空と同化するほどの透き通った蒼。最初、歩き出した足跡は、てんでんバラバラの有様。歩き続けることで、足並みそろってくるのは、合わしたり合わせたりしてるわけではなく、自然の摂理というモノでしょうね。

軽井沢ロマンチック

「雲場池 白いチャペルにブーケ舞う 見せた八重歯は チャームポイント」

 

縁の下の猫麻呂

 

軽井沢は雲場池に近い教会で、結婚式が行われています。新婦が投げた花束を、ジャンプ一番、掴んだ君の笑顔から覗く白い八重歯に惚れました。

宮島ロマンチック

「『好かんけん』 涙一粒君が言う 背中合わせて 安芸の宮島」

 

縁の下の猫麻呂

 

君が流した一滴の涙は、放った言葉と裏腹で、背中合わせで立った浜辺に、

神様には、その気持ちも見透かされている事を気付いていないでしょう。