大宮ロマンチック

「帰りしとばかり思いたる君の声聴きハット被る、禿げ頭」

 

縁の下の猫麻呂

 

「先上がります」って、言わなかったな今日も。まぁいいやって思いながら、叩いたドア。

「お疲れ様」と言って出てきた君を見て、禿げた頭を隠した帽子。本当はいることを期待しながら…。

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