「離したくないと思えば思う程遠ざかる恋愛だからこそ」
縁の下の猫麻呂
アピールすることも必要、だけど、度を超すと「ガツガツしているように思われる。」
ちょっと間をあけて、間合いを広げて、仕切り直しの夏休み。
飯、おごらせてもらって何ぼの世界。割り勘になんかさせませんで~。
「離したくないと思えば思う程遠ざかる恋愛だからこそ」
縁の下の猫麻呂
アピールすることも必要、だけど、度を超すと「ガツガツしているように思われる。」
ちょっと間をあけて、間合いを広げて、仕切り直しの夏休み。
飯、おごらせてもらって何ぼの世界。割り勘になんかさせませんで~。
「甘やかすばかりじゃダメの恋愛にスパイスひとつ足してみるなど」
縁の下の猫麻呂
彼氏と呼んでもらえるかどうか…。「彼氏には程遠いかも。」というのが本音かな。
でも、何か変化を加えなければ、恋愛には発展しない。そんな二人の微妙な関係。
「吾の視線遮って横向く彼女姿無き後今何処なる」
縁の下の猫麻呂
目を背けて、「お先に失礼します」といったのは、何かあったからかなぁなんて、
勘ぐってしまう。迎え盆。「毎日暑いねぇ」だけじゃ、ちょっと物足りなさを感じます。
「昨日まで居たあの街を後にして明日戻ります足摺岬」
縁の下の猫麻呂
夢破れて山河あり。東京を後にして、幼馴染のあの子が待つ土佐足摺へ。
渋谷の駅のほど近く、ネットカフェでやり直しを誓った人生。
今も忘れず、覚えています。
「赤ワイン飲み飲みめくるタブレット君のメールを読み返しつつ」
縁の下の猫麻呂
あの時のメールの内容、どんなんだっけ?
葡萄酒で軽く酔った二人が、チグハグの想い出持ち寄って、
7年前へと遡ります。
「両脚の間から見て天橋立、海泳ぐ鳥股のぞき」
縁の下の猫麻呂
仁王立ちした彼女の股の間から、天橋立股のぞき。
ごめんなさい、謝れば済むことかと思いつつも反省の弁は無。
海中を飛ぶ渡り鳥の行き先も知らず。
「小豆島、オリーブを二つ並べて、今できたばかりのボロネーゼ」
縁の下の猫麻呂
地中海を連想させる抜けるような青と、白い雲、湊の香。
柑橘の木に実をつける、酸っぱそうなみかんが成る段々畑。
白い小さなテラスに赤いチェックのランチョンマットを敷いて、出来立てのパスタをほおばる幸せ。
「君の為口ずさむ歌聞いてない銚子の外れ屏風ヶ浦」
縁の下の猫麻呂
やっと手に入れたあの曲。何度も何度も練習したけど、いざ披露するとなると、君は寝た振り「狸寝入り」。
調子っぱずれのカラオケむなしく、走る車は屏風ヶ浦へ。
「こっち見て!ポーズ決めてとボタン押す夏ひまわりと求婚田」
縁の下の猫麻呂
休耕田でひまわりの迷路。用水路からは、飛沫をあげて水が流れる。
プロポーズ決めてバッチリシャッターチャンス。親指と人差し指で切り取ったファインダー。捉えたのは君の心か捉えようもない陽炎か。
「レガシィに乗りて一路福島へ、そんな吾の夢露と消えたる」
縁の下の猫麻呂
黒のレガシィツーリングワゴンに彼女を乗せて、ワインディングロードを走るのを夢見ていたあの頃。
今欲しいマシンは、ワークステーション。16GBは欲しいかなぁ。